こころが揺れるとき、
そっと寄り添う場所。
「よこはま教育相談センター」はみなさんの心のよりどころとして開かれた場所です。
「何かを変えていきたいな」と思った時、
「何を変えればいいんだろう」と思ったとき、
どうすればいいかわからないとき、
たよれる場所が近くにあります。
変わりたい気持ちが、
はじまりのサイン。
困っていることや悩みを話すとき、それは現状を変えたい気持ちが行動に変わった瞬間です。
あなたの歩幅で、一歩ずつ。心に寄り添いながら、進んでいきましょう。
不登校
朝になると体調が悪くなる。学校にいけない。学校になじめない。
発達
交友関係
親子関係
学習
進路
気分
話したい
事例1
Aさんは中学2年生の春から朝になるとお腹が痛くなるようになり、学校に通うことが難しくなってしまいました。最初は体調不良を訴えて学校を休むことが続いていましたが、徐々に「学校に行きたくない」と口にするようになり、ふさぎこむようになりました。何か原因があるのではないかと本人に尋ねても、明確な返答がなく、保護者や学校の先生もどう対応すればよいか困っています。
心理相談(カウンセリング)を中心に、ご本人の状況理解に努め、現状の整理をしていきます。必要に応じて保護者の方にもお話をおうかがいし、ご本人にとって最善の手立てを一緒に検討していきます。関係者にお集まりいただきオープンダイアローグを行うことも有効です。
事例1
小学校3年生のYさん。授業中にじっとしていられず、教室内を歩き回ったり、思いついたことをすぐ口に出してしまうことがよくあります。そのことで先生からは「落ち着きがない」と叱責されることも多く、次第に本人も「どうせまた怒られる」と自己肯定感が低くなっているようです。
事例2
高校1年生のJさん。中学校時代から「空気が読めない」と言われることがあり、集団での活動に苦手意識がありました。高校進学後もクラスに馴染めず、課題の提出も忘れがちで、周囲からは「やる気がない」とみられることも多く、悩んでいます。
必要に応じて心理検査等を行います。関係する方々のご本人に対する特性理解と環境調整が大切になります。必要に応じて医療機関等との連携をとりながら、ご本人に無理のないよう合理的配慮を検討していきます。SSTなどを通して自分自身との付き合い方を身につけていくことも重要です。
事例1
高校1年生のCさん。入学当初は楽しく学校に通っていましたが、友人とのSNSでのやり取りがきっかけで誤解が生じ、クラスで孤立。クラスにいるとSNS上で何か言われているのではないかと怖くなり、次第に学校に通うことが難しくなっています。
事例2
高校1年生のWさん。クラスに仲の良い友達はいるものの、ずっと一緒に行動しなければならないことに負担を感じています。一人になりたいときも、「仲間外れにされるのではないか」という不安が強く、伝えることができません。家に帰ると学校でのストレスから、家族にも強く当たってしまいます。
カウンセリングやグループセッションを通じて心理的サポートを提供します。また、学校との連携を強化し、先生方やスクールカウンセラーと協力して安心できる環境を整えます。さらに、学業支援やピアサポートなど必要な支援体制をご提案することで負担を軽減し、長期的な支援を継続します。
事例1
中学2年生のHさん。学校では友人ともうまく関係性を築けているものの、家庭では母親との間でトラブルがよくあります。ささいなことで口論になり、Hさんは母親に対して強く当たってしまうようです。母親もつい口を出してしまい、どのように子どもと関係を築けばよいかわからず困っています。
親子並行面談やオープンダイアローグを活用し、親子間のコミュニケーションを円滑にする場を設けます。並行してカウンセリングで本人の心理的負担を軽減し、学校や家庭での環境調整を行います。これにより、安心できる関係性を築きながらストレスの原因を段階的に解消していきます。
事例1
介護系の専門学校に通うKさんは、2年生になり授業が難しくなってきたと感じています。元々、黒板を写したりするのにも時間がかかり、書くことに苦手がありました。このままでは単位を取り損ねてしまうのではないかと心配しています。
事例1
高校3年生のMさんは進路選択に悩んでいます。周囲のみんなが受験勉強に励む中、自分はやりたいことがみつからず、勉強にも手がつきません。好きだったゲームもやる気が起きません。最近は夜眠れない日も増えて、学校に遅刻することが多くなりました。
事例1
メーカーの営業担当のTさんは、入社5年目の若手営業マンとして会社から期待されています。ところが最近、理由もなく気分が落ち込み、食欲もありません。同僚から食事に誘われても断り、休日はボーっとスマホを眺めて終わってしまいます。
事例1
大学2年生のFさんは、まじめな性格で毎日休まず講義に出席しています。授業の時には周囲の人と多少会話をすることもありますが、友人と呼べるような人はいません。高校時代の友人は数人いますが、めったに会うこともありません。最近、この先の人生について漠然と悩むことが増えて誰かに聞いてもらいたいと考えるようになりました。